CLARUS
-Every Facet, Every Reflection-
精密に調和された6wayクロスオーバー・トライブリッド9ドライバー
音源本来の表現をありのまま伝えるAstell&KernオリジナルIEM第4弾モデル
『CLARUS』(クラルス)は、精密に調和された独自開発の6wayクロスオーバー・トライブリッド9ドライバーを搭載した、音源本来の表現をありのまま伝えるAstell&KernオリジナルIEM第4弾モデルです。
【Every Facet, Every Reflection】星の光のように澄み切って輝くサウンド
『CLARUS』は、原音に忠実な音楽再生を追求してきたAstell&KernのオリジナルIEMシリーズにおける第4弾モデルです。AK ZERO1、ZERO2、LUNAから受け継がれてきた「アーティストが意図した音楽を、ありのままに、透明感と純度を保ったまま届ける」という思想をさらに突き詰め、サウンド、構造、素材、デザインのすべてを高い精度で融合させています。
Astell&Kernがすべてのオーディオ製品に込めているのは、「音は本来あるべき姿のままに聴かれるべき」という揺るぎない信念です。CLARUSもまた、その思想を設計の根幹に据えています。ドライバーの選定と配置、音響経路、クロスオーバー、ハウジングの構造、そして最終的なサウンドチューニングに至るまで、音楽本来の表現力を最大限に引き出すことを目的として設計されています。
サウンドチューニングはAstell&Kernのリファレンスシステムを基準に行われ、フラッグシップ・デジタルオーディオプレーヤー「A&ultima SP4000T」と組み合わせた試聴・調整を重ねることで、Astell&Kernが目指すサウンドを一貫して追求しています。
「Astell」に込められた“星”のイメージから着想を得たCLARUSのサウンドは、まるで星の光のように澄み渡り、純粋で、揺るぎのない透明感を目指してチューニングされています。特定の帯域を過度に強調するのではなく、低域から高域までのつながりを自然に整え、音源に余計な色付けを加えることなく、ボーカル、楽器、空間、そして録音に込められた細かなニュアンスまでをありのままに描き出します。
音楽の一部だけを際立たせるのではなく、楽曲全体をひとつの完成された作品として届ける。それがCLARUSが目指した、Astell&Kernのリファレンスサウンドです。

精密に調和した独自開発6wayクロスオーバー・トライブリッド9ドライバー
CLARUSは、独自開発の9mmダイナミックドライバー、7基のSonion製BAドライバー、そしてシリコンMEMSツイーターを組み合わせた、トライブリッド9ドライバー構成を採用しています。
異なる方式のドライバーを単純に組み合わせるのではなく、それぞれのドライバーが本来持つ特性を最大限に引き出しながら、ひとつの音響システムとして機能させることを重視しています。
各ドライバーは、それぞれ担当する帯域に最適化して配置。さらに、位相、音圧、振動、音響経路を細かくコントロールすることで、複数のドライバーが同時に動作することによる干渉を抑え、自然な音のつながりを追求しています。
そして、その中心となるのが独自開発の6wayクロスオーバーネットワークです。
各ドライバーに明確な動作帯域を割り当て、それぞれの音響経路を個別にフィルタリングしたうえでひとつの音へと統合。ダイナミックドライバー、BAドライバー、MEMSツイーターの相互作用を精密に管理することで、帯域が重なり合う領域においても、タイミング、位相、音色の連続性を維持します。
CLARUSにおいてドライバーは、単なる「9基の発音ユニット」ではありません。それぞれが明確な役割を担い、6wayクロスオーバーによって緻密に連携することで、ひとつの完成された音響フレームワークを構築しています。

(1) 低周波ハイブリッドシステム 独自開発9mmダイナミックドライバー+SonionデュアルBA (2) 中域用SonionトリプルBA (3) 高周波ハイブリッドシステム シリコンMEMSツイーター+SonionデュアルBA (4) IEM 2pinコネクター 0.78mm/フラットタイプ (5) ハウジング シルバーアルマイト仕上げ6061-T6アルミニウムシェル (6) フェイスプレート シルバーアルマイト仕上げ6061-T6アルミニウム多面体フェイスプレート
低周波ハイブリッドシステム:20Hz〜500Hz
低域からローミッドにかけては、独自開発の9mmダイナミックドライバーとSonionデュアルBAドライバーを組み合わせた、3ドライバー・ハイブリッドシステムで構成されています。
9mmダイナミックドライバーは20〜200Hzを担当し、サブベースの深い沈み込みと豊かなスケール感、そして自然な物理的重量感を表現。一方、SonionデュアルBAドライバーは80〜500Hzを担当し、アッパーベースからローミッドにかけてのレスポンスを補完します。
これにより、単に量感を増やした低音ではなく、深さ、スピード、輪郭、そして余韻をバランスよく備えた低域を実現。キックドラムやベースの力強さはもちろん、低域に含まれる微細な音の変化まで明瞭に描き出します。
3基のドライバーは共通の圧力結合チャンバー内に配置され、空気の動き、音圧、クロスオーバーの挙動をひとつの低域システムとして制御。低域から中域へと自然につながる、連続性の高いサウンドを実現しています。
中域アーキテクチャー:500Hz〜7kHz
音楽の中心となる中域は、3基のSonion BAドライバーによって構成されています。
500Hz〜2kHzを担当するデュアルBAドライバーは、ボーカルのボディ感や楽器の厚み、音色の密度を自然に表現。さらに800Hz〜7kHzを担当するBAドライバーが、ボーカルの明瞭さや楽器の倍音、プレゼンス帯域の表現力を支えます。
これらのドライバーが連携することで、ローミッドからアッパーミッドにかけての音色の連続性を確保。ボーカルの定位や質感、楽器同士の分離、そして音楽の中心となる帯域の情報量を高い精度で描き出します。
中域を過度に前へ押し出すのではなく、低域と高域の双方につながる自然なバランスに整えることで、ボーカルや楽器の存在感を保ちながら、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくい表現を追求しています。
高周波ハイブリッドシステム:7kHz〜20kHz
高域には、トップファイア型のシリコンMEMSツイーターとSonion製高域用デュアルBAドライバーを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しています。
シリコンMEMSツイーターは7〜10kHzを担当。モノリシックなシリコン構造によって、優れた応答速度と位相安定性を実現し、微細な音の変化を高い精度で描き出します。
MEMSならではの高速なレスポンスにより、シンバルや弦楽器のアタック、ボーカルに含まれる細かな倍音成分など、音楽の輪郭を形成する繊細な情報を緻密に再現します。
さらに、9〜15kHzを担当するSonionデュアルBAドライバーが20kHzまでレスポンスを拡張。高域の明瞭感や空気感、音場の広がりを補完し、複雑な楽曲でも各音のレイヤーを崩すことなく、豊富な情報量を整理して描き出します。
高域を過度に強調するのではなく、伸びやかさと滑らかさを両立させることで、細かなディテールを明瞭にしながらも、自然で聴きやすいトレブルを実現しています。
マテリアル・デザイン・エンジニアリング
CLARUSは、サウンドだけでなく、その構造と素材においてもAstell&Kernの精密なものづくりを追求しています。
ハウジングとフェイスプレートには、航空機グレードの6061-T6アルミニウムを採用。CNC切削加工によって高精度に成形し、シルバーアルマイト処理を施すことで、軽量性、剛性、耐久性を高い次元で両立しています。
さらに、ハウジングそのものを音響構造の一部として捉え、ドライバーから耳までの音響経路を含めて設計することで、不要な共振や振動の影響を抑えています。

CNC加工6061-T6アルミニウム製シェル
CLARUSのシェルには、航空機にも使用される6061-T6アルミニウムを採用しています。
CNCによる精密な切削加工によって複雑な立体形状を形成し、シルバーアルマイト仕上げを施すことで、アルミニウムならではの質感と耐久性を引き出しています。
シェルは耳の形状に沿う有機的なエルゴノミック・フォルムに設計されており、自然な装着感と安定したフィットを追求。軽量なアルミニウム素材によって、剛性を確保しながら長時間のリスニングでも快適に使用できるバランスに仕上げています。
また、ハウジングの剛性を高めることで不要な振動を抑制し、ドライバーが生み出す音をより純度の高い状態で耳へ届けることにも貢献しています。
多面体フェイスプレート
シェルから連続するフェイスプレートには、精密に切削された多面体デザインを採用。
複数の面で構成された立体的なフォルムは、見る角度によって光の反射が変化し、シルバーアルマイトの金属感を際立たせます。
シャープなフェイスプレートと滑らかなシェルの曲面を組み合わせることで、精密機器としての機能美と、Astell&Kernならではの洗練されたデザイン性を両立。
すべてのエッジ、曲面、面の切り替わりは単なる装飾ではなく、ひとつの連続した立体構造として設計されています。
エルゴノミック・フォルム
CLARUSのハウジングは、耳の形状に沿う有機的なエルゴノミック・フォルムを採用しています。
多面体フェイスプレートからハウジング本体へと滑らかにつながる曲面は、耳への接触を考慮して精密に設計。快適な装着感と安定したフィット感を両立しながら、イヤーピースとの組み合わせによる遮音性も高めています。
精密な加工精度によって仕上げられた一体感のあるボディは、機能性とデザイン性を融合したCLARUSの象徴ともいえる存在です。
Astell&Kern × Effect Audio プレミアムカスタムケーブル
CLARUSには、高級IEMケーブルの世界的専門メーカーであるEffect Audioと共同開発したプレミアムカスタムケーブルが付属します。
ベースモデルにはEffect Audio「Ares S Lite」を採用し、CLARUSのサウンド特性に合わせてカスタマイズ。
導体にはUP-OCC純銅リッツ線を使用し、24AWGの4芯デュアル・ジオメトリック構造を採用しています。
純度の高い導体と緻密な構造により、CLARUSの持つ広いレンジと繊細なニュアンスを引き出しながら、取り回しやすさにも配慮。
コネクターにはIEM 2pin(0.78mm)、プラグには4.4mmバランス端子を採用し、対応する高性能ポータブルオーディオプレーヤーとの組み合わせでも、CLARUSの性能を最大限に引き出せる構成としています。

AZLA製医療グレードシリコンイヤーピースとサフィアーノレザーキャリングケース
CLARUSには、イヤーピースの専門メーカーとして知られるAZLAの「SednaEarfit SE2000」を標準イヤーピースとして採用しています。
KCC医療グレードシリコンを使用したイヤーピースは、耳への優しさと安定した装着感を両立。複数のサイズから自分の耳に合ったサイズを選択できるよう、全6サイズを付属しています。
イヤーピースはIEMの装着感だけでなく、遮音性や低域の再生特性にも大きく影響する重要な要素です。CLARUSでは、ハウジングとの組み合わせまで考慮し、快適で安定したリスニング環境を構築できるよう設計されています。
さらに、持ち運び用として高級感のあるサフィアーノレザー製キャリングケースを付属。
精密に作り込まれたCLARUS本体を保護しながら、所有する喜びを感じられるアクセサリーとして、IEM本体だけでなく付属品に至るまでプレミアムな体験を提供します。


製品仕様
※機能・仕様の詳細は、メーカー・代理店Webページでご確認ください。